Netflixの日本発バラエティ「トークサバイバー」は英語字幕あり!

Netflixで3/8から配信されている新番組「トークサバイバー」。日本製のバラエティですが、英語字幕が付いているので語学の勉強になりそうです。

番組コンセプト

トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~

番組の正式タイトルは「トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~」。ドラマの中で出演者たちにトークのお題がふられ、面白い話ができれば続きのエピソードにも出演できます。

ノブ(千鳥)・滝沢カレンなどが司会者ポジションでがスタジオにおり、ドラマパートをツッコミを入れながら鑑賞するという形式になっています。

エピソードにより舞台は変わるようですが、第1回は学園ドラマ風。イジメや癒着の横行する高校が舞台となっています。ドラマはかなり本格的で、有名俳優も出演。普通に熱演しており、そこもむしろツッコミどころになっています。

ドラマの途中、不良生徒役の芸人たち(どうみても学生には見えませんが……)が突然お題をふられてトークが始まります。面白い話ができれば生き残り、一番つまらない人が退場。

対応言語

番組内でも言及されていますが、世界同時配信をアピールしています。音声は日本語のみですが、字幕の対応言語が数えきれないほど多いです。英語は当然として、ドイツ語、フランス語、韓国語、中国語など、世界の主要言語はほぼ網羅している勢い。

ボキャブラリー

世界配信を掲げているものの、お笑いの方向性は思いっきり日本的。中年芸人たちの内輪ネタ・慣れ合い的なくだりも多いです。ですがあえてそれを英語で読めるのは、非常にレアな機会のようにも思えます。コテコテの日本的な笑いを多言語化する試みとして興味深いです。意外と海外でも受ける可能性も?

趣旨説明

まず冒頭では、ホスト役の千鳥による企画趣旨の説明が入ります。

Essentially, we will be filming a drama and real-life stories will be shared.
要は、ドラマを撮っていって その中に本当のリアルなトークが入っていって。

And each week, one person will be eliminated.
…で 毎週1人ずつ 落ちていくという

eliminateは「消去・排除する」という意味ですが、スポーツの試合などで「敗退させる」という意味もあります。

スベる

Do you know what it means to “bomb”? ‎
(男)お前 “スベる”って ‎言葉の意味 知ってるか?

こちらはドラマ内の台詞ですが、出演者がお笑い芸人であることを活かした内容になっています。「スベる」はbombと翻訳されています。bombの本来の意味はもちろん「爆弾」。ですが動詞用法があり、「爆撃する」「(芸などが)失敗する」という意味があります。

芝居

He’s acting like he’s on a Sunday 9 p.m. drama. ‎
1人だけ 日曜劇場の芝居してるよ

こちらは、本職の俳優が(必要以上に)マジ芝居をしていることへのスタジオからのツッコミ。「日曜劇場」は日本人以外にはわかりづらいためか、英語字幕では「日曜午後9時のドラマ」とちょっと補足されています。きちんと世界配信を意識していることがうかがえる字幕です。

ちなみに「演じる」はact。act like ~で「~のように演じる」ですね。

オッサンやん

He’s an old man.
オッサンやん

He looks like someone who’s always repeating a year. ‎
ずっと留年してる人みたい

Yeah. For 25 years. ‎
25年ダブってるやん

How is he passing as a high schooler? ‎
どこが高校生やねん

He looks more like a teacher! ‎
先生じゃん

中年お笑い芸人たちが学生に扮していることへのスタジオからのツッコミ。こういうお笑いのノリを英語で読めるのはなかなか面白いですね。

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