ワイルド・ベイビーズ: 野生に生まれた動物たち(Wild Babies)

Netflixで5/5から配信の新番組「ワイルド・ベイビーズ: 野生に生まれた動物たち」を見てみました。現代はWild Babies。

番組概要

自然の中で生きる動物たちの姿を描くドキュメンタリー。赤ちゃんとその成長にスポットを当てているのが特徴となっています。

動物の映像が中心ですが、聞き取りやすいナレーションが常に状況説明をしてくれます。動物やその生態に関する語彙が豊富なのが魅力です。普段よく使う単語が、動物関連の文脈だと意外な意味を持つことも。

対応言語

音声:英語(オリジナル)、英語副音声、ドイツ語、フランス語ほか

字幕:英語、日本語、ドイツ語、フランス語、簡体字中国語、繁体字中国語ほか

第1回「誕生」(New Arrivals)

第1回では、オットセイ、ライオン、像などが登場。それぞれの赤ちゃんや、親との絆が描かれています。ナレーションによるところが大きいものの、家族ドラマのようなストーリー性もあり。

第1回サブタイトルの英題はNew Arrivals。arrivalは日常用語としては「到着」の意味がおなじみですが、ここでは「新生児」の意味で使われています。

21秒~

Every living creature starts life as a baby.
(すべての生き物は ‎赤ちゃんから始まります)

For each, there’s a whole new world to discover. ‎
(それぞれに ‎新しい世界があります)

番組の第1声。赤ちゃんに焦点を当てた内容であることがわかります。

8:30~

She’ll spend her whole life with her pride. ‎
(彼女は一生群れで過ごします)

ライオンの赤ちゃんのシーンにて。ここのprideは「誇り、プライド」ではなく「(動物の)群れ」の意味。誇りの意味で解釈してもわりと通じてしまうのが怖いところ。

9:31~
In this dog-eat-dog world, ‎every other predator here would kill these newborn cubs.
(弱肉強食の世界で、(赤ちゃんは ‎捕食者の標的になります)

こちらもライオンのシーン。dog-eat-dogは「食うか食われるかの、残酷な」。cubは肉食獣の幼獣。

predatorは「捕食者」。ここでは赤ちゃんを狙う外敵です。

10:41~

Meet little Jasiri, ‎an elephant calf just a few weeks old. ‎
(ジャセリです。生後数週間の子ゾウです)

こちらは像の赤ちゃんのシーンより。calfは「幼獣」の意味。牛、ゾウ、クジラなど、比較的大きい動物に使われるようです。なお複数形はcalves。

動物の赤ちゃんだけでいくつもの表現が出てきて、なかなか勉強になる番組だと思います。

余談ですが、この番組は動物の赤ちゃんたちに独自の名前を付けているようです。今回はゾウのジャセリ。これらの名前は突然出てくるので、知らない英単語かと思ってびっくりすることも。

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