大人になってから久しぶりに英語を勉強する場合、いきなり高度な参考書を読んでも理解が難しいと思います。そこでおすすめなのが、中学英語の本から入ること。実際のところ、日常会話程度なら中学英語でも可能であるため、意外と馬鹿にできません。
中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本
中学英語の参考書としておすすめなのが「中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本」（濱崎潤之輔さん著）です。
著者の濱崎潤之輔さんはTOEIC対策業界では有名な方です。990点を70点以上取得しているとか。多数の参考書を出しています。TOEICの印象がやはり強いですが、今回紹介する本は中学英語がテーマ。
実際には英語の基礎を覚えるホントいってよく、現役中学生はもちろん、英語に再挑戦したい大人にも向いた内容です。基礎をおさらいしたい人におすすめ。
また、音声ダウンロードもあるのでリスニングの練習にもなります。最近は電子版で買っても公式サイトから音声ダウンロードできるので便利ですね。
構成もきちんと考えられています。章立ては「be動詞」「一般動詞」「疑問視」といった感じで、基礎的な部分から少しずつ教えてくれます。主語、動詞、名詞、といった基本的な文法用語を最初に解説してくれるのも親切。疑問文や否定文の作り方などもしっかり覚えられます。
巻末にはトレーニングのコーナーがあり、これまで学んできたことを復習できます。これ一冊で、英語の基礎の復讐の本としてきっちり完結しています。英語の勉強を始めたいがどの本から読めばわからない、という人にはとてもおすすめの一冊です。
NHKラジオ英会話基礎英語
書籍以外だと、NHKラジオの基礎英語もおすすめです。基本的に中学生を対象としていますが、大人が復習用にも使えることがテキストに明記されています。
個人的におすすめは基礎英語2で、毎年やけにユニークな内容となっています。特に2019年度「基礎英語2」は最近ラノベ界隈で人気の異世界転生もの。のちに1冊の書籍にまとめられ、「中学英語で読める はじめての英語ライトノベル 異世界に転生したら伝説の少女だった件」として出版されています。（こちらはこちらで、放送時にあった英語解説が大きく省かれれているので学習用としては微妙な面もありますが……）。
最近のラジオ英会話はイラストも今風（アニメ調ともいう）になり、親しみやすくなったと思います。毎日少しずつ英語を勉強していきたい人にはとてもおすすめです。
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